事例紹介~土地の分筆~

土地の分筆

トピック:土地の分筆

相続した土地に関するご依頼でした。

広い土地を持っていた先代が亡くなってからしばらく経っており,大勢いる相続人間でようやく土地の分け方が決まったので,相続登記を完了するため土地を分筆して欲しいというご依頼でした。

解決のステップ

土地の分筆というシンプルなご依頼ではありましたが,よくよく話を伺ってみると実際どのラインで土地を分けたいのかきちんと決まってはおらず「だいたいこの辺で」というイメージで話しておられました。

そこで当事者に実際に現地に集まっていただいて具体的な詰めの作業をすることになりました。イメージのままで分筆すると面積に偏りが出てしまったり,もう一方の土地が将来売りにくいいびつな形になってしまうことなどをご説明し,全員が納得いくラインを探して合意に至りました。

分筆登記を申請する際には,分筆しようとする土地全体の境界が問題なく決まっている必要があります。これには既存の登記された図面と現地が整合する事,境界の杭が現地に入っており隣接の地主さんも意義なく承諾していることを確認する事などが関係します。

それでこのケースにおいてもそれらの作業を経たうえで分筆する位置に新しい境界杭を埋設し,最終的に法務局に申請し登記完了しました。


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